昨今の日本では、アマゾンや楽天、メルカリなどのECサイトを使用するのが当たり前になっていますね。
少し前まではテレビ番組での通信販売が主流でしたが、ECサイトを利用しての通信販売が目を見張るほどの急成長を遂げました。
利用者側としては手軽で便利になった反面、運送業界としては需要が高まり、人手不足も追い打ちをかけ、早急に対応をとらなければならないのが現状です。
取扱個数の2017年の実質増加率は前年度比1.1%増 年間42億個に達した2017年度の宅配便取扱個数、国交省が発表 | ネットショップ担当… – ネットショップ担当者フォーラム |
上記サイトのデータを見てみると、宅配便取扱個数は右肩上がりで年々増加し、30年前と比較するとなんと!4倍以上に増えているという驚愕の事実がわかります。
最近では、高齢ドライバーの事故も増え、対策として免許返納も促されていますが、お店が遠かったり、荷物を持って歩くのが大変であったりして免許を返納するのをためらう方もいらっしゃるかと思います。
免許を返納した際には、車がなくても買い物ができるような仕組みが必要です。
そうなると、これからはますます配送の需要も見込まれますよね?
そんな運送業界と高齢者の問題を解決するべく、実用化が急がれているのが無人配送サービスです。
世界の無人配送サービス
無人配送サービスといえばやはりドローンでの配送が代表的のものではないでしょうか。
2013年のニュースでは、オーストラリアで世界初のドローンを使用しての教科書などの小包配達を開始しました。
オーストラリアで教科書の販売・レンタル業を営む「Zookal.com」が、世界初となるドローン(無人航空機)を使った教科書などの小包配達を開始することが明らかになりました。 世界初のドローン(無人航空機)による宅配便サービス「Zookal.com」 – GIGAZINE |
中国では、2017年に世界初の無人配達車での配送も成功させており、ドローン以外での無人配送サービスも着々と進んでいるようです。