ビッグデータと…ペット業界!? はじめまして! 犬とインコとメダカを">

【BIGDATAと…ペット業界!?】

ビッグデータと…ペット業界!?

はじめまして!

犬とインコとメダカをこよなく愛する筆者こと 佐助 です。
 
 ペット大国と呼ばれる日本では、なんと3世帯に1世帯の割合で、なんらかのペットと暮らしているのだそう。
 メジャーなのは犬、猫、小鳥、金魚など。

 ちょっと珍しいものだと、ハリネズミやフクロウなどの猛禽類、ヘビや大型熱帯魚など。
 この記事を読んでいる皆様も、ウチにもいるいる!と仰ってくださる方、多いと思います。

 そんな方たちにとってはペットは単なるペットではなく、大事な家族。
 自分と同じようにいろいろなことを楽しんで欲しいし、同じように健康であって欲しい。同じように(その子にとって)美味しいものを食べさせてあげたいし、お別れの時を迎えても丁重にしてあげたい。

 そう考えている人が多いからこそ、『ペットと泊まれる宿』やドッグカフェをはじめとする『同伴カフェ』『ペット向け保険』『お見合いサービス』、専門の『葬儀場』など、様々なペット向けサービスがこれまでにも展開されてきました。

 もちろんビッグデータも同様。人間と一緒に暮らしている動物達向けにも、ビッグデータの起こす大波は及んでいるのです。
 調べた筆者自身も「そんなところまで!?」「そんなモノも!?」と驚いた、そのいくつかをご紹介させていただきます!!

実は意外と関係あった! ~ペットとビッグデータ

 まずは、言葉の話せない彼らの命と健康を守るビッグデータ関連アイテムからいってみましょう!

★ペットの健康管理とビッグデータ★

【ペット向けウェアラブルデバイス】

 国内・国外とも既に複数の企業が開発に乗り出しているようです。
 
 人間用のモノで言うなら『スマートウォッチ』『スマートグラス』…それらに匹敵するものがペット向けで存在しているとは。正直、筆者は驚きました!

仕組みも人間のモノとほぼ同じで、体温や心拍数などの記録を日々クラウド上に蓄積するようになっています。

このデータの蓄積こそ、ビッグデータ!! 蓄積したデータを分析すれば、彼らの身体のことを理解し、病気やケガを防いであげられるかもしれない…
 ではでは、ビッグデータを活用してペットの健康を維持するデバイスを、少しではありますがご紹介します!

『WhistleGPS』


画像:https://www.gizmodo.jp/2014/05/whistlegps.html

 アメリカ・Whistle Labs社が開発したペット用のウェアラブルヘルスケア端末。首輪に装着することでペットがどんな行動をしていたか記録し、スマートフォンアプリで確認出来るようにしてくれます。一緒にいる時ももちろんですが、飼い主さんがお留守の間どんな風に過ごしているのか、の確認も出来るんだとか。

 また、名前の通りGPS機能も付いているので、万が一大事な『家族』が迷子になってしまった際の捜索に一役買ってくれることにも期待出来ます。

 本体のお値段は49ドル、日本円にして約5600~6000円前後(参照先HP記載時)。意外と高くないことに、もうひとつびっくりでした。ただ、買う前にお手持ちの首輪に付けられるかどうか、確認が要るかもです。
※参照:https://japanese.engadget.com/2016/12/01/5/

・PETKIT(ペットキット) 『FIT P2』ペット専用アクティビティモニター

 画像:Amazon公式サイト 上記商品情報記載ページより

 日本・(株)ベムパートナーが2017年に開発のためのクラウドファンディングを立ち上げたペット専用ウェアラブルデバイス。現在はクラウドファンディングは終了しており、実際の商品はAmazonなどで手に入れることが可能です。

 大きさが500円硬貨ほどと非常に小さく、重量も電池込みで8.8gなので小型犬や猫でも使用可能な、ペットの健康管理のためのデバイス。
運動時間睡眠時間消費カロリーのほか、これらの数値から気分指数健康指数まで計れてしまいます。記録されたログは専用アプリを経由してクラウドサーバー上で分析・学習が進むため、普段の行動と異なる時(調子が悪い可能性がある場合など)は飼い主さんに通知してくれる機能も搭載しています。これ、まさにビッグデータ。

 お値段はAmazonの場合で新品6741円から。これまた意外とお安いのでびっくり。使用する電池はカメラ用コイン型電池のCR2。大型家電量販店などで購入出来て手に入れやすいのもありがたいですね!

 カラーもゴールドとグレーの2色があるそう。ペットの毛並みに合わせて、より似合う方を選んであげられるようになっています。

 ウェアラブルの健康管理用デバイスには、紹介したものをはじめとして非常に多くの種類、企業が開発を行っています。書ききれないほど本当にたくさん情報が見付かったので、驚きました!

 人間と同じく、ペットも肥満問題が言われていますから…健康管理用のシステム開発にたくさんの企業が乗り出すのは自明の理かも知れませんね。
 やっぱり、可愛い家族にはいつもいつまでも健康であって欲しいですから。

ペットとビッグデータは、まだまだこれから!

ペット向けのビッグデータは、人間向けのモノと比べるとまだまだ発展途上ではあります。
種類・性別・年齢・サイズ…様々なデータが今後ビッグデータとして蓄積されていけば、大きな病気の予防や早期発見をはじめとした、より高度なサービスへと発展していくことでしょう。
これまでペットの健康維持・管理には飼い主さんの細やかな気配りが必要不可欠でしたが、そのお手伝いをビッグデータがしてくれる時代…きっとすぐそこです。

 健康管理用ウェアラブルデバイスも、今は犬・猫を中心に開発が進められていますが…今後は他の動物にも広がっていくことを期待したいですね。

 今回は、こんなところまで。

 以上、佐助がお送りいたしました!

[執筆:佐助
[最終更新日:2019年6月17日]

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